プロフィール
なおみ
 安曇野木綿や、天然染めの生地など、こだわりの生地、お気に入りの生地を楽しく縫い合わせ、バッグ、小物を制作しています。

 年間を通じ、ギャラリーなどでの企画展、百貨店、クラフトフェア、安曇野スタイルなどで出店、販売させていただいております。

* 布・色あそび なおみ  
  予約制展示室
  あたらしや 『ハナレ』 
  (長野県安曇野市明科)
 

委託店 (クレジットカード利用不可)

* 山風舎 
  (長野県北安曇郡池田町)

* へんてこや 
(長野県下伊那郡下条村)

*オーダーメイド承ります。お好きな色、使いやすい形をお聞きし、お作りいたします。ご依頼はお気軽に、メールやお電話でご一報をよろしくお願い致します。お待ちしております!
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躊躇から安堵

2015年11月30日

 なおみ at 14:37  | Comments(0) | 作品

 こんにちは! いいお天気です。

 安曇野スタイルからずっと頭にあった一件が、終わりに近づいています。

 お客様から、ご自身が七五三の時に着られたというお着物をバッグにする、お仕事をいただきました。
あまりにも素敵で、どんなバッグにしようとういうワクワクより、(はさみを入れてしまっていいものか・・・・・?)と、ずっと躊躇していました。



 着物の状態や、模様の入り具合から、バッグの寸法を検討するのに、かなり時間をかけました。部屋に何日も着物をつるし、何度も眺めました。眺めれば眺めるほど、この着物はこのまま保存されたほうがいいのではないか・・・額装して、きれいに模様を愛でることができるように残した方がいいのではないか・・・・などと、色々と考えていました。

 けれど、お客様の、(気に入っている着物なので、ぜひバッグにして持ち歩きたい)という強いご希望でしたので、十分試作やイメージトレーニングをしたのち、ついにはさみを入れました。はさみを入れると、もう進むしかない! と潔く作業を進めました。それでも、制作中ずっと緊張、緊張でした。生地に余裕がなく、もう一度裁断ということができなかったからです。

 そして、長い躊躇の末バッグになりました!!   ホッとしました。



 着物は手縫いできれいに仕立てられていました。この着物を仕立てられた方のお仕事に感謝し、敬い、おかげさまで私の仕事も終えることができました。

 思い出の品のお仕事は、また違った醍醐味があります。貴重な機会を与えていただき、また一歩前進した気持ちです。ありがとうございました。

 ただいま、もう一着の着物リメイク中です。